googleが提供しているgoogleアドセンスという広告をご存知でしょうか?
初心者の方ですと、聞き慣れない言葉、もしくは聞いた事はあるけど、具体的にどのようなものなのか分からない…という方も居るのではないかと思います。
実は当メディアでも、googleアドセンスの広告を張っています。
位置でいうと、丁度、目次の上部分の「スポンサーリンク」と書かれている部分が広告になります。
アフィリエイトは、ユーザーが成果地点まで動かないと、報酬が発生しない事に対して、googleアドセンスは広告がクリックされるだけで、成果報酬が発生するのです。
そのため、googleアドセンスは、まだアフィリエイト経験のない初心者にとっても稼ぎやすく、アフィリエイトのスタートを切るに適したプログラムといえます。
しかし、アフィリエイト広告を扱っているASPのように、登録してすぐに取り組める訳でも無く、広告の掲載位置など…、運営側の目が厳しい部分もあり、間違った方法で取り組んでしまうと、せっかく取得したアカウントを剥奪されてしまう事もあるのです。
そこで当ページでは初心者でもgoogleアドセンスで安心して稼いで頂けるように、googleアドセンスを意識したアクセスを稼ぐ3つのポイントについてを解説していきたいと思います。
googleアドセンスでアカウントを剥奪されないように稼ぐ方法、googleアドセンスを運用する際の注意点なども解説しております。
特に初心者の方でこれからgoogleアドセンスに取り組むという方は、当ページを最後まで参考にして頂ければと思います。
この記事の目次
googleアドセンスとは
アフィリエイトのように商品購入や会員登録などの、利益につながる成果を1件獲得するのにかかるコストから算出されるCPA広告に対して、googleアドセンスはクリック単価のコストから算出されるCPC広告といわれています。
アルファベットが並んで訳が分からなくなってしまう方も居るかと思いますので、簡略的に解説しますと、あなたのサイトを訪れたお客さんが、あなた名義で開設したgoogleアドセンスの広告をクリックしただけで、クリック単価としての収益があなたに対して発生するという流れになります。
クリックされるだけで良いので、アフィリエイトに比べるとハードルが低いのは言うまでもありませんが、その分、単価も低くなります。
googleアドセンスの1クリック当たりの収益単価ですが、基本的にはgoogleアドセンスの運営側つまりはgoogle様によって決められてきます。
例えば、あなたのサイトに訪れたお客さんが表示されているgoogleアドセンスの広告に興味を持ち、クリックした後で商品を購入、もしくはサービスに入会したとしましょう。
このような場合は、広告を出稿している広告主側(基本的には企業)も嬉しいですし、googleアドセンスを提供しているgoogle側にとっても嬉しいことではありませんか!
あなたのサイトに訪れるお客さんが、このようなお客さんが多いと、当然ながら1クリック当たりの収益単価は上がってきます。逆に、ただクリックされるだけで、その先で、商品購入も無ければサービス入会も無い場合は、クリック単価は下げられる可能性が高いです。
ちなみに昔(約10年くらい前)は、上記のような基準では無く、表示される広告媒体によって単価が決まっていました。例えば「キャッシング」や「FX」「ダイエット」など…、アフィリエイトでも単価が高いジャンルの広告が表示されて、クリックされると1クリックの報酬単価が400円なんて時もありました。
googleアドセンスにて収益をあげていた我々からすれば、嬉しい話でしたが、google様は、基本的にはお金を支払う広告主側の立場を優先されていますので、このようなクリック単価の基準では無く、上記のような基準になったのでしょう。
googleアドセンスに関して、さらに、細かな詳しい部分に関しては公式でも解説されています。その際にはこちら→https://www.google.co.jp/intl/ja/adsense/start/本家が言っている事に間違いはございませんので、参考にして頂けますと幸いです。
googleアドセンスで稼ぐ3つのポイント
ここまでで、googleアドセンスがどのような広告であり、どのようにして報酬が発生するのかが、ある程度、分かって頂けたのではないかと思います。
それでは、実際にどのような思考を持てば稼げるのか…、大まかに二通りに分かれるのではないかと思われます。
一つは、クリック単価を上げて、クリック率は低くても質の良いクリックで稼ぐこと。
もう一つはクリック単価はさておき、とりあえずクリック数を多く取って稼ぐこと。
ここで、上記の二つをより分かりやすくするために、簡単な算数の式にあてはめて、以下に解説しましょう。
①クリック単価で稼ぐパターン
例えば1クリック当たりの報酬単価を50円として、1日に100クリックされた場合
50円×100クリック=5,000円
1日5,000円の報酬単価となります。
②クリック数で稼ぐパターン
例えば1クリック当たりの報酬単価を10円、1日にクリック数を500クリックされた場合
10円×500クリック=5,000円
①同様に1日5,000円の報酬単価となります。
1日の報酬額は同じではありますが、どちらのほうが簡単そうに思えますか?
一見みてみると①の100クリックつまり100人しか誘導させていないのに、5,000円稼げている①のほうが簡単そうにみえませんか?
②では500クリックつまりは、500人の人達にクリックしてもらっている訳だから、②のほうが難しいんじゃないか…と思われた方、居るのではないでしょうか。
どちらも間違いではありませんし、どちらでも1日に5,000円稼げる結論にはなります。しかし、初心者の内は②のほうが稼ぎやすいです。
googleアドセンスが初心者でも稼ぎやすいといわれる大きな理由が、「とりあえずアクセスさえあれば稼げる」という理由からです。
いくらgoogle様でもクリック単価がマイナスになる事はありませんので、最低でも1クリック10円は妥当なところかと…。
つまり、質はどうあれ、とりあえず量を取れば稼げてしまうのがgoogleアドセンスの”おいしいところ”だったりする訳です。
①は、クリック単価が高い訳ですから、前述した通り、googleアドセンスの広告をクリックした後で、その先にある商品購入やサービス入会率が高いという事になりますね。
つまり、①は、googleアドセンスの広告を配置するよりも、むしろ、サイトジャンルにマッチしたアフィリエイト広告に張り替えたほうが稼げる訳です。
ここまで、おさえて頂いた上で、ここからはgoogleアドセンスで稼ぐ3つのポイントを具体的に解説してきいたいと思います。
トレンドを狙う
「トレンドアフィリエイト」という手法を聞いたことがある人も居るのではないでしょうか。
トレンドとは今、旬の検索急上昇ワードのようなキーワードで上位表示を狙ってアクセスを稼ぐ方法です。
例えば、新しく始まるドラマや、今旬の芸能人や女優、アニメ、他にもファッションや髪型など…自身が記事を書きやすいジャンルのトレンドを狙うのも良いでしょう。
トレンドを狙う注意点としまして、とにかく「旬」が大事です。先取りも可能ですが、「このキーワードいける!」と思って、あまりに先読みし過ぎると、外れてしまう場合もありますのでその点は注意が必要なのと、芸能人名やその他著名人などで、ある事無い事書いてしまうと、事務所側からクレームがくる場合があります。災厄の場合、訴訟に発展する可能性もありますので、著名人名の記事を書く際にはあたりさわりの無い内容を心掛けましょう。
トレンドは瞬間風速的なアクセスはがっつりと稼げますが、流行が去るのも早い訳で、去ってしまうとほとんどアクセスは無くなります。例えば今の時代に「おしりかじり虫」なんて検索する人…居たとしても、過去を調べたい人に過ぎません。
つまりトレンドは、「旬を狙って上げる」という事を常に続けなくてはならない、というデメリットもあります。
普遍的な需要を狙う
前項にて解説致しました「トレンドを狙う」とは、視点を変えた狙い方になります。
旬を狙って上げ続けなくてはならないトレンドに対して、常に普遍的にあるアクセスを狙う方法になります。
アフィリエイターが多いキーワードもあるため、この辺りからは目利きが必要になってきます。
例えば「腰痛 改善」と「腰痛 症状」とではどちらがアフィリエイターが多いと思いますか?
答えは「腰痛 改善」です。
「腰痛 改善」つまりは腰痛を今よりも良くする商品は多く販売されているため、この現状に伴って販売を促進するアフィリエイターが必然的に出てくる訳です。
「腰痛 症状」では、例えば自身の腰痛の症状から考えられる病名を知りたかったリ、腰痛の症状に対しての口コミを知りたかったリ…、物を売るためのキーワードでは無いという事が予測できます。
アフィリエイターが少ないであろう「腰痛 症状」のほうがSEO的にも、上位表示を狙いやすいため、普遍的な需要を狙うにも適しているという事になります。
また、記事の書き方や、リードの方法次第では、そこからアフィリエイトに繋げることも可能です。
目利きが必要であるという部分では、中級者~上級者向けになってきますが、トレンドである程度、稼げるようになった後でチャレンジしてみるのも良いでしょう。
ソーシャルと連動させる
フェイスブックやツイッターなど、いわゆるSNSと呼ばれているソーシャルと連動させる方法になります。
まずはソーシャルのアカウントを育てる必要があります。
例えば、フォロワーが1万人程度のツイッターのアカウントから自身のホームページやブログにアクセスを流して稼ぐといった流れになります。
まずは、ソーシャルのアカウントを育てる必要があります。
アクセス元は検索エンジンからではなく、ソーシャルが集客元となり、ブログやホームページには予め情報を詰めておいて稼ぐための基地として、運用するのがセオリーな形です。
googleアドセンス開始前に知っておきたい3つの注意点
自身のサイトやブログに、googleアドセンスの広告を張る場合、張る位置や、1ページ内に張れる数などに決まりがあり、アフィリエイト広告を提供しているASPに比べると非常に厳しいです。
他にも細かな規約を設けています。規約を破った場合の対処も厳しく、災厄の場合1発でアカウント剥奪なんて事もあります。
ちなみに、私は1つのアカウントで月15万程度稼いでいたアカウントを4つ所有していましたが、4つ全てのアカウントを一気に剥奪され月60万の報酬が一気に吹っ飛びました(笑)
当時、私もまだ初心者レベルだったので、さすがに月60万の報酬が吹っ飛んだのは痛かったですね…。
これからgoogleアドセンスに取り組まれる皆様が、このような事になって欲しくはありませんので、というよりあってはならない事ですので、ここからはgoogleアドセンスの規約の中でも、もっとも注意が必要な箇所を踏まえて3つの注意点を具体的に解説、紹介していきたいと思います。
不正クリック
例えば友達にクリックしてもらったり、パソコンの接続する場所を変える事でIPを分散させながら、あたかも沢山のところからクリックがあるようにみせる行為です。
天下のgoogle様ですから、このような行為はバレてしまいます。
最近では不正クリックとみなされたクリックは「無効なトラフィック」として、googleアドセンスの管理画面からも確認できるようになっています。google側でも故意で行われている行為なのか、それとも悪戯でクリックされてしまったものなのかをある程度把握されているようです。
以下画像は、私のgoogleアドセンス管理画面の不正クリックが示された箇所になります。以下画像参照
ちなみに、4つのアカウントが剥奪された4年後に、懲りずにもう1つ所有して、今では健全なgoogleアドセンスの運用を心掛けています(笑)
現時点で、一度も警告などはありません。おそらく、google側もある程度、不正クリックに関しては、故意か故意でないかという部分を着眼点としてみているため、不正クリックだけでアカウント剥奪は無いと思われます。
禁止事項
例えば、ファーストビューと呼ばれるページの上の箇所に、「クリックしてね」と言わんばかりに、googleアドセンス広告を張るのはNGです。
また、コンテンツに見せかけたボタンのような形で広告を配置するのもNGです。つまり、明らからに故意にクリックを稼いでいるような配置の仕方はダメです。
心配な方は、当メディアのように、「googleアドセンスが広告である」という事が分かるよう「スポンサーリンク」の表記を付けておくと良いでしょう。
配置の仕方によっては警告、もしくは1発でアカウント剥奪をくらう可能性のある事項ですので、注意しましょう。
アカウントの複数所有
これはまさに、昔の私がくらったペナルティーですね。ペナルティーというよりアカウント剥奪でした(笑)
現在では、アカウントの所有者と報酬振り込み先となる銀行口座の名義人が、同じで無ければアカウントを所有する事自体できないので、複数所有自体難しいという現状もありますが、例えばリスク分散などの理由で、アカウントを複数を所有した場合、バレたらアウトです。
昔の私のようにならないためにも、1つのアカウントを大事に所有することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
googleアドセンスに関してとgoogleアドセンスを意識したアクセスの稼ぎ方に関して、ざっとではありますが、解説させて頂きました。
googleアドセンスはアフィリエイト初心者の方にとって稼ぎやすい分、色々と注意しなければならない事もある…という事を分かって頂けたのではないでしょうか。
広告の設置に関しては、ASPアフィリエイトと違って、厳しい部分もあります。
くれぐれも、「ただクリックしてもらえれば良い」という考えではなく、クリックした後でしっかりと広告主側に満足してもらえるような運用の仕方がベストです。
このようにすればクリック単価も上がりますし、googleアドセンスの運営側からみられた際にも、自身のアカウントに対しての信頼も高くなります。
まず、トレンドキーワードを狙って、アクセスをある程度稼げるようになったら、普遍的な需要を狙い、その応用として、アフィリエイト広告に切り替えることができると、本格的なアフィリエイターとして始動もできます。
初心者の方は、まずはgoogleアドセンスからはじめてみてはいかがでしょう。